20141228

PIA Japan ピアノコンクール
ティアラ・こうとう(東京)小ホール

2014年12月28日(日)

PIA Japan Comp. with 川嶋先生、菊川先生 PIA JAPAN Comp. with Jon and Katayama-sensei
2014年12月28日にティアラ・こうとう(東京)小ホールにて

PIA Japan ピアノコンクールが行われました。

2年に一度開催されるこのコンクールの審査員を務めさせていただくのは

今回で2度目。

コンクールと同時に検定試験も行われ、こちらは半年ごとの開催です。

検定試験の審査の方は今回で4回か5回目となる。

こちらの方は定期的に受験する生徒さんが殆どなので

うち数名の演奏は記憶にあることもあり、

彼らの成長を追って聞けるのは嬉しい事です。

何事においてもそうかと思いますが、「継続は力なり」。

毎回この言葉が頭をよぎります。

日頃のレッスンでの成果を舞台で発表するのは

緊張感の中での力試しのみならず、舞台で演奏する喜びをも

学べる良い機会だと思います。

目標を持って練習に臨むというのは大切な事ですね。

検定ではなるべく生徒達の良い所を見てあげるように、

そして励みになるような視点からコメントを書くようにしていますが、

コンクールともなると当然それだけでは十分ではなく、

コンテスタントの訴えかけたいことが音となって伝わってくるか、

音楽を歌うためのテクニックはどうなっているか、など

更に数歩進めた観点からも聴くことになります。

コンテスタントの皆さんはよく準備してきていて、

音楽する姿勢も自発的なものがみえてとても嬉しかったです。

上の級になると課題曲と自由曲との演奏のギャップが少し気になりました。

誰でも当然得意な作曲家や時代スタイルというのはあるもの。

でもある程度まんべんなくどのスタイルの曲をもしっかりと勉強するのは

舞台に出すか出さないかは別として大切な事です。

自由曲では伸び伸びと演奏し、豊かな音色や表現力を

持っているのに、課題曲では窮屈な服を着せられているかのような

演奏になってしまうの勿体ない!

課題曲は1曲ということはないので自分により合った作品を

選ぶということも大切なことでしょう。

一番上の級を受験された方は40代だったが、

一般の人があまり演奏しない曲を開拓して演奏されたのには

本当に素晴らしいと思いました。

また、ご自分に合った曲がちゃんと分かっている選曲でした。

これに他のスタイルの曲もついてくればもっと幅の広がった演奏が

今後聞かせてもらえるはず!

本選はかなり間が開き、今度の8月です。

その時には予選通過した人たちが更にレベルアップして

臨んでくるかと思うと待ち遠しいです。

 
写真は審査員の先生方とお昼の休憩時間に撮影したものです。
審査員長の片山裕之先生、ハワイ大学教授のJonathan Korth先生、菊川秀子先生、クララ・シューマンの研究をされておられるピアニストの川嶋ひろ子先生とご一緒に